設立趣旨
財団について

代表理事 竹内明雄

 TAKEUCHIは、1963年8月に長野県埴科郡坂城町にて、設立いたしました。
 会社を一本の樹と考えると、世界(社会)という大地から栄養を受けて育ち、やがて大きく枝葉を伸ばして、周囲にさまざまな利益を還元していきます。樹が、循環していく自然環境の大切な要素であるように、会社は、健全に循環する経済社会の担い手でなければなりません。TAKEUCHIは、創業の時から今日まで、そのように世界(社会)と結び合って生きてきましたし、これからさらに成長しようとしています。
 そのような中でTAKEUCHIは、2013年に創業50周年を迎え、2015年には株式を東証一部に市場変更いたしました。この記念すべき年にあたり、創業の地であります坂城町、ひいては長野県に対する利益の還元のために、創業者竹内明雄が私財を拠出し、TAKEUCHI育英奨学会を設立いたしました。

 当奨学会では、長野県出身の理工系の学生及び長野県内の理工系の学生に対する奨学援助並びに北信越地方の大学等における研究室に対する研究助成を行い、品行方正、成績優秀でありながら、経済的理由から修学が困難である若者たちを援助し、将来社会に貢献し得る有用な人材を育成することと、北信越地方の学術研究の振興と発展に寄与することを目的として、事業を展開していく所存でございます。


代表理事 竹内 明雄